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敬語は自分の気持ちにふさわしいものを選んで使う
【6】大きな会社なのに「小社」と言ったり,優秀な子供なのにわざと「愚息」と書いたり,自信を持って書いた原稿まで「拙稿」と表すことなどは,何か卑屈な言い方に感じてしまう。こうした表現については,どう考えれば良いのだろうか。
【解説】敬語を使うことによって,相手にかかわるものは,大きく,高く,立派で,美しいと表すことができる(御高配,御尊父,玉稿など)。反対に,自分にかかわるものは,小さく,低く,粗末だと表すこともできる(小社,愚見,拙稿など)。しかし,それは飽くまでも言葉としての約束事を表そうとするものであって,必ずしも実際にそのように認識しているというわけではない。 このような言い方は,伝統的になされているものであり,卑屈な言い方というよりも,自分にかかわるものを小さく表すことによって,相手に対する配慮を示す意識で使われているものだと考えられる。したがって,このような表現の形が「自己表現」として,自分の気持ちに合っていると思う場合には使えば良い。このような敬語のほかにも,自信を持って作った料理でも,「お口に合うかどうか分かりませんが,どうぞ。」といった表現などがある。これも,おいしくないのに勧めるということではなく,自分の判断を押し付けないという意味で相手に対する配慮を示したものである。もちろん,「今日はおいしくできたと思いますので,召し上がってみてください。」というように,自分の判断を率直に表すことで,相手に対する配慮を示すことも可能である。
このページは、文化庁文化審議会の答申「敬語の指針(PDF)」を基に作成しています。
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手紙 挨拶文 文例
手紙・挨拶文の文例その① ・贈答の手紙 ・お祝いの手紙 ・お礼状 ・お見舞い状とその返事 ・案内、招待、勧誘の手紙 ・通知、挨拶の手紙 ・年賀状、寒中見舞い、残暑見舞い、クリスマスカードなど
手紙・挨拶文の文例その② ・依頼文 ・依頼、勧誘を断る返事 ・催促、苦情、抗議等の通知 ・詫び状 ・照会、お問い合わせなど
手紙・挨拶文の文例その③
・結婚に関する手紙、縁談の申込、断り方 ・葬儀に関する手紙、喪中欠礼など
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