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手紙・挨拶文・文例・書き方と冠婚葬祭のマナーでは、手紙、挨拶文の文例、書き方の紹介と結婚、結婚式、葬式、葬儀の香典などの冠婚葬祭マナーを紹介。手紙の書き方や文章に迷ったとき、冠婚葬祭のマナーを知りたいときは、ぜひ、ご利用ください。
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尊敬語と謙譲語Ⅰの混同の問題
【10】受付の人に,「担当者に伺ってください。」と言われたが,客に対する言い方としては,何だか妙な感じがした。どこが変なのだろうか。
【解説1】「担当者に伺ってください」の「伺う」は謙譲語Ⅰである。したがって,客の動作に用いる敬語ではない。 客を立てるためには,尊敬語を用いる必要がある。この場合は,「担当者にお聞きください。」あるいは「担当者にお尋ねください。」とすれば良い。
【解説2】「伺う」は謙譲語Ⅰであって,「聞く・尋ねる」という動作の<向かう先>を立てる敬語である。したがって,「受付の人」側の人物である担当者を立ててしまうことになり,尋ねた客を立てる敬語とはならない。 同様に,「お聞きする」「お尋ねする」といった敬語も,「伺う」と同じ謙譲語Ⅰである。したがって,「担当者にお聞きしてください。」「担当者にお尋ねしてください。」なども「伺う」と同様に,客の動作に対しては用いることができない。
【11】「課長,そのファイルも会議室にお持ちしますか。」と尋ねたところ,「うん,よろしく頼むよ。」と言われてしまった。私は自分が持っていくつもりではなく,上司である課長が持っていくかどうかを尋ねたかったのだが,どう言えば良かったのだろうか。
【解説1】課長が持っていくかどうかを尋ねたかったのであれば,「課長,そのファイルも会議室にお持ちになりますか。」と,尊敬語を用いるのが良い。
【解説2】「お持ちする」は,謙譲語Ⅰである。したがって,自分が持っていくかどうかを上司である課長に尋ねたことになってしまう。だからこそ,課長もそのように反応したのであろう。これも,尊敬語を使うべきところ謙譲語Ⅰを用いてしまったために生じた問題である。
【12】「お知らせ」として配布された文書に,「来週の日曜日に消防設備等の点検に伺いますが,御在宅する必要はありません。」と書いてあった。どうも気になる言い方なのだが,どこが問題なのだろうか。
【解説】「御在宅する」に問題がある。「ご……する」は謙譲語Ⅰを作る形式だからである。 この場合は,在宅している相手を立てて表現したい場合であるので,「御在宅なさる必要…」あるいは,より簡潔に「御在宅の必要…」などと尊敬語を用いるべきである。
このページは、文化庁文化審議会の答申「敬語の指針(PDF)」を基に作成しています。
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手紙・挨拶文の文例その① ・贈答の手紙 ・お祝いの手紙 ・お礼状 ・お見舞い状とその返事 ・案内、招待、勧誘の手紙 ・通知、挨拶の手紙 ・年賀状、寒中見舞い、残暑見舞い、クリスマスカードなど
手紙・挨拶文の文例その② ・依頼文 ・依頼、勧誘を断る返事 ・催促、苦情、抗議等の通知 ・詫び状 ・照会、お問い合わせなど
手紙・挨拶文の文例その③
・結婚に関する手紙、縁談の申込、断り方 ・葬儀に関する手紙、喪中欠礼など
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