手紙の構成の基本
・携帯電話やメールが普及している今日においても、手紙による挨拶ややり取りは、必要不可欠です。 ・また、メールが普及している今だからこそ、直筆の手紙の温かみを感じることができるという一面もあります。 ・ビジネスにおいても、人間関係においても、手紙を有効に活用できれば、円滑にことが進みやすいです。 ・手紙には、形式があるから苦手という方もいますが、基本的な考え方は、普段の会話と同じです。 普段の会話では、まず、 ①「こんにちは」などの挨拶からはじめ ②しばらく会っていない相手であれば、「元気だった?」と相手の調子を気遣う話になり ③お話の本題に入ります。 ④最後は、「じゃあ、また」「さよなら」といってお別れすることになります。
手紙の構成もこれと同じです。 「こんにちは」「元気だった?」にあたる前文 お話の本題にあたる主文 「じゃあ、また」「さよなら」にあたる末文 最後に手紙の差出人や日付などをつける後付けで構成されます。
手紙の構成の基本
前文 拝啓 桜が見ごろの季節となりましたが、皆様には、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。日ごろは、ご無沙汰ばかりでまことに申し訳ございません。
※前文は以下のように構成されます。 ・「拝啓」などの頭語 ・「○○の候」とか「・・・・の季節になりましたね」などの時候の挨拶 ・「ご清祥にお過ごしのこととお喜び申し上げます」「お元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます」など、相手の安否を尋ねる挨拶 ・その後、手紙の内容、相手によって、ご無沙汰を詫びたり、願い事を聞いてくださり恐縮しているなどの文章が入ります。 |
主文 さて、このたび、私どもは、手紙夫妻のご媒酌により、3月20日に結婚いたしました。 今後は、二人で力を合わせ温かく明るい家庭を築いていきたいと存じます。 ただ、何分、未熟な両名でございますので、皆様には、いっそうのご指導、ご助言のほどをお願いいたします。 なお、左の住所にささやかな新居を構えました。お近くにお寄りの節は、お立ち寄りいただければ幸いに存じます。
※主文のポイント ・書き起しの文章として、改行した後に「さて」「このたび」を入れると読みやすい。これから主文に入るという合図でもある。 ・敬語を使う場合…尊敬語、謙譲語、丁寧語を間違えないようにする。わからない場合は、とにかく、「・・・です。」「・・・ます。」などの丁寧語で書くのが無難。 ・忌み言葉に注意…結婚、葬式に関する手紙では、特に、忌み言葉を使わないように注意する。開業、開店、新築や見舞いの文章でも同様に注意する。 |
末文 末筆ながら皆様の益々のご健康とご多幸をお祈りいたします。 まずは、書中をもちましてご挨拶申し上げます。
敬具
※末文のポイント ・結びの挨拶として、相手のこれからの健康や幸福を祈る文章を入れる。唐突だと思う場合は、「末筆ながら」という表現が便利である。 ・結びの言葉として、手紙の内容を一言で表す言葉を入れる。「まずは、○○まで。」の表現が便利である。 ・結語…前文の頭語に対応する結語を入れる。「拝啓」に対する「敬具」がよく利用される。なお、「かしこ」という表現は女性のみが用いることのできる表現なので注意する。 |
後付け
記
新居先の郵便番号、住所、電話番号、FAX番号などを正確に伝える。
両名の名前(旧姓も添える)
※後付けのポイント ・日付、自分の署名、相手の宛名などを記載する。 ・記書きで、住所などを書くこともある。これらは、読みやすい字で書くように心掛ける。 ・新居先を記載する際、忘れがちなのが郵便番号である。調べればわかることであるが、相手に手間をかけないように、郵便番号も書く。 |
手紙 挨拶文 文例
手紙・挨拶文の文例その① ・贈答の手紙 ・お祝いの手紙 ・お礼状 ・お見舞い状とその返事 ・案内、招待、勧誘の手紙 ・通知、挨拶の手紙 ・年賀状、寒中見舞い、残暑見舞い、クリスマスカードなど
手紙・挨拶文の文例その② ・依頼文 ・依頼、勧誘を断る返事 ・催促、苦情、抗議等の通知 ・詫び状 ・照会、お問い合わせなど
手紙・挨拶文の文例その③
・結婚に関する手紙、縁談の申込、断り方 ・葬儀に関する手紙、喪中欠礼など
手紙・挨拶文以外の文例は、文書・文例・素材ポータルサイトをご覧ください。
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