手紙の構成の基本
・携帯電話やメールが普及している今日においても、手紙による挨拶ややり取りは、必要不可欠です。 ・また、メールが普及している今だからこそ、直筆の手紙の温かみを感じることができるという一面もあります。 ・ビジネスにおいても、人間関係においても、手紙を有効に活用できれば、円滑にことが進みやすいです。 ・手紙には、形式があるから苦手という方もいますが、基本的な考え方は、普段の会話と同じです。 普段の会話では、まず、 ①「こんにちは」などの挨拶からはじめ ②しばらく会っていない相手であれば、「元気だった?」と相手の調子を気遣う話になり ③お話の本題に入ります。 ④最後は、「じゃあ、また」「さよなら」といってお別れすることになります。
手紙の構成もこれと同じです。 「こんにちは」「元気だった?」にあたる前文 お話の本題にあたる主文 「じゃあ、また」「さよなら」にあたる末文 最後に手紙の差出人や日付などをつける後付けで構成されます。
頭語と結語の組み合わせ
拝啓 敬具 一般的に利用されている頭語と結語が「拝啓」「敬具」である。「謹んで申し上げます」「謹んで申し上げました」を意味する。
謹啓 謹言 意味は、「拝啓」「敬具」と同じであるが、よりあらたまった手紙に用いられる。 「啓」は、奈良時代から個人の上申文書に「啓」を入れたことから、手紙用語になったといわれている。
前略 草々 急用や事務的な用件の場合に利用される。 「前文を省略します。」「ぞんざいな走り書きで申し訳ありません。」という意味。「草々」は時間がなく準備不十分な様子を表す。
冠省 不一(不乙) 意味は、前略 草々と同じ。「前文を省略します」「思いを十分に尽くしませんが」という意味。お詫びの文章などに用いられることが多い。
※前略や冠省で書き始めた場合は、すぐに主文に入る。 「前略 お元気ですか」「前略 いつもお世話になっています。」は誤った使い方である。
かしこ 女性専用の結語。「これで失礼します」を意味する。「畏し」(恐れ多い)が語源である。 どの頭語と組み合わせて使ってもよい。また、頭語をつけなくても使える大変便利な結語である。
手紙 挨拶文 文例
手紙・挨拶文の文例その① ・贈答の手紙 ・お祝いの手紙 ・お礼状 ・お見舞い状とその返事 ・案内、招待、勧誘の手紙 ・通知、挨拶の手紙 ・年賀状、寒中見舞い、残暑見舞い、クリスマスカードなど
手紙・挨拶文の文例その② ・依頼文 ・依頼、勧誘を断る返事 ・催促、苦情、抗議等の通知 ・詫び状 ・照会、お問い合わせなど
手紙・挨拶文の文例その③
・結婚に関する手紙、縁談の申込、断り方 ・葬儀に関する手紙、喪中欠礼など
手紙・挨拶文以外の文例は、文書・文例・素材ポータルサイトをご覧ください。
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